オリンピック大競技双六(1920)
1916(大正9)年 『少年倶楽部』新年号附録 大日本雄弁会(現在の講談社)発行
日本がオリンピックに2回目に参加した第7回アントワープ大会(1920年)では、庭球の熊谷弥一がシングルス2位、熊谷・柏尾誠一郎組がダブルス2位の好成績をあげています。 『オリンピック大競技双六』は、この大会が開催された年のはじめに、少年たちに絶大な人気を博していた雑誌『少年倶楽部』の附録です。
万国旗がはためく競技場風景の右には、優勝旗を手にした選手が大きく描かれています。中央では正装の男性やカーキ色の軍服姿の人が立ち並ぶ中で表彰式が行われています。左下にはタータンチェックのキルトスカート姿の吹奏楽団も見られます。
コマの進め方はトラック競技と同じ反時計回りに進む数字で表され、普通に進む黄色コマに混じり、連続して進むことができる青色コマには加速を意味すると思われる「ヘビー」「最後ヘビー」、また、逆戻りしなくてはならない赤色コマには「鹿砦」「河川」「塹壕」「高跳」「急坂」などと記され、山野をめぐる障害物競走を想起させる構成となっています。
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