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足が速くなるサポーター???

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「手足が軽くなるサポーター」(年不詳)

運動会や徒競走で、「ここぞ!」という時には靴を脱ぐ、「ハダシが一番速い!」と信じて疑わなかった子どもの頃、駄菓子屋の店先に「くじ」やスーパーボールなどと一緒につるされていたものです。「手足が軽くなるサポーター」とうたっていますが効果のほどは定かではありません。いや、それを問うのは無粋というものでしょう。走ることが、スポーツすることがただただ楽しかった、楽しいだけで十分であった子どもの頃の話です。

いつの間にか真面目ごとの世界に立ってしまった私には、詩人・谷川俊太郎さんの「あの青い空の波の音が聞こえるあたりに 何かとんでもないおとし物を 僕はしてきてしまったらしい」(「かなしみ」『二十億光年の孤独』)の一節が切なくリフレインしてきます。

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