原子科学双六(1961年頃)
(54×77㎝)
発行年不詳ですが袋(下)を見ると、ロケットに「CCCP」(ソビエト社会主義共和国連邦のロシア語表記による略称)の文字があり、宇宙服の人物は1961年に世界初の有人飛行としてボストーク1号に単身登場したガガーリンのようです。
双六は、怪獣が登場しており非科学的とも言えますが、いずれにしろ、子どもたちとっては「原子力」が夢の世界であり、それ自体が輝かしい未来を想像させ、叶えてくれると信じるに足るものであったことを教えます。
広島と長崎で「原子力の力」をいや応なしに見せつけられた日本。戦後は飛行機とともに原子力研究もGHQによって禁止されていましたが、昭和29(1954)年にソ連で世界初の工業用原子炉が稼働を開始して程なく、占領が解除された日本でも茨城県東海村を拠点に原子力発電の研究は進められ、昭和41(1966)年には同村で国内初の商業用原子力発電が発電を開始しています。昭和48(1973)年には第1次オイルショック、さらに5年後には第2次もあって中東の石油への依存度が高い日本では原子力発電所の建設が急速に進みました。
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