女子体力検定章 徽章
上級、中級、初級に合格した者に授与された「章」のうちの2種(級は不明)。右は裏面
女子体力章検定は1943(昭和18)年から実施され、数え年15歳より21歳までの女子、22歳以上は希望者を対象としていました。
「女子体力章検定実施ノ目的ハ、普ク女子少年ヲシテ自己体力の現状並ニ、国民体育ノ本義ニ関スル認識ヲ深カラシムルト共ニ、体育運動ニ対スル関心ト興味ヲ喚起シ、自ラ進ンデ之ヲ日常生活ノ中ニ織込マシメ、次代ノ健康ナル母体タルベキ女子青少年ノ体力向上ヲ図リ、以テ国力ノ根基ヲ培養セントスルニアリ」
厚生省『女子体力章検定実施要項』昭和17年、pp.5-6.
男子の手榴弾投げに相当する「短棒投」は重さ300グラム(長さ30センチ、直径3.5~4センチの円筒形)。
上野太郎『女子体力章合格練習法』三省堂,1942(昭和17)年
長さ30センチ、直径3.5~4センチ、重さ290~310グラム(約80匁前後)の円筒形の木製短棒を、投てき線の手前から、片手で投げます。
投げる前には走ってもよいし、走らずに投げてもよく、どんな投げ方をしてもよいことになっています。
2個の重量物を1個ずつ両手で提げ、または抱えて50メートルの距離を運搬し、20秒以内で行けるかどうかを測ります。
運搬する重量物は定められているとおりに合格級によって重さは3通りに分けられています。重量物の用具や形式などについては定められていませんが、把手または綱などを付けてあるバケツ、カバン、嚢などや、その他布製あるいは木製の容器などに、規定による重さの土砂あるいはその他のものを半分ずつ入れて運搬物とします。
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